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予防接種

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大人のための予防接種

  •  我が国の定期予防接種のほとんどは子供が対象となっています。大人が予防接種を受けるのは、妊娠前の女性が先天異常や周産期感染、流産・早産を予防するために行う以下のもの(風疹・水疱瘡・麻疹・おたふくかぜ)、またインフルエンザワクチンなどの一部を除けば、感染が心配される地域への海外旅行の時だけと考えている方が少なくありません。少なくとも麻疹(はしか)、風疹(3日はしか)、日本脳炎、百日咳では、子供の頃に受けた予防接種でできた免疫が大人になって弱くなってくることが分かってきました。また、水疱瘡やおたふくかぜなどは、大人になってからかかると、重症化することも知られています。免疫力には個人差があり、一概には言えませんが、予防接種を受けたことがなく、かかったこともないのであれば、予防接種を受けておくことをお勧めします。

◇名古屋市 風疹予防接種の費用助成について
 平成29年4月1日から、H30年3月31日までに接種する方へ名古屋市による風疹予防接種の費用助成期間が延長されることになりました。
対象者は、名古屋市に住民登録のある方で、(1)(2)をともに満たす方です。

(1)アからウのいずれかに該当する方
ア 妊娠を希望する女性
イ 妊娠を希望する女性のパートナー
ウ 妊娠中の女性のパートナー

(2)事前の抗体検査の結果が以下に示す数値に該当し、風しんに対する免疫が不十分と判断された方
男性の場合 HI法で16倍未満の方、またはEIA(IgG)法(デンカ生研株式会社製キット)で6.0未満の方
女性の場合 HI法で32倍未満の方、またはEIA(IgG)法(デンカ生研株式会社製キット)で8.0未満の方

※国内で行われている風しんの抗体検査はほとんどがHI法、EIA(IgG)法のどちらかですが、既に受けた検査がその他の検査方法だった方は、医師にご相談ください。(検査方法によっては免疫が十分かどうか判断ができないものもあり、その場合は再度検査が必要となります。)
接種を希望される方は予約が必要です。妊娠中の女性、妊娠の可能性がある女性は接種できません。ご不明な方は、当院窓口にお問い合わせ下さい。
◇名古屋市 高齢者肺炎球菌ワクチンについて
 平成26年10月1日から、高齢者肺炎球菌ワクチンが定期予防接種へ変更となりました。
名古屋市では定期予防接種の対象年齢に該当しない65歳以上の方にも助成制度を行っております。
*過去に23価肺炎球菌ワクチンを受けたことがある方は対象外となります。

定期予防接種の対象者
(1) 65・70・75・80・85・90・95・100歳となる年度に属する方
(2) 60歳以上65歳未満で、心臓・腎臓・呼吸器の機能障害、HIVによる
  免疫機能障害があり、身体障害者手帳1級相当である方。
任意予防接種の対象者
 満65歳以上で定期予防接種の対象年齢ではない方
自己負担金
 4000円
 (脾臓摘出により健康保険が適応される方や、公害補償制度が適応となる方は、
  金額が異なる場合がありますのでご注意下さい)
接種を希望される方は予約が必要です。あらかじめ当院窓口にお問い合わせ下さい。
  • ◇季節性インフルエンザワクチン(不活化ワクチン)
     その冬に流行する可能性が高いと予測されるウイルスに対するワクチンを混合したものが毎年新たに製造されます。H27秋冬シーズンより、3価(A型2種類、B型1種類)からB型株が1種類追加され、4価(A型2種類、B型2種類)ワクチンへ変更となりました。流行株とワクチン株が一致すれば大きな予防効果が期待できます。
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  • ◇成人用肺炎球菌ワクチン(不活化ワクチン)
     肺炎は日本人の死因の第4位でしたが、2011年からは第3位となりました。65歳以上では年間約10万人が肺炎により亡くなっています。肺炎の原因となる細菌には様々なものがありますが、高齢者の市中肺炎で最多の起炎菌が肺炎球菌です。肺炎以外にも髄膜炎、副鼻腔炎、中耳炎などを起こす細菌として知られており、糖尿病や腎臓病などの持病があり免疫力が低下している方は、接種することをお勧めします。またこちらのワクチンは名古屋市の公費助成制度が適応されます。御希望の方はお問い合わせ下さい。
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  • ◇子宮頸がんワクチン(不活化ワクチン)
     子宮頸がんの予防を目的としたワクチンです。子宮頸がんのほとんどはヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因となって発症することが解明されています。9歳以上の女児・女性が対象で、性交渉開始前に接種を完了することで最大の予防効果が得られます。残念ながら予防接種だけでは全ての子宮頸がんを防ぐことはできませんので、20歳以上の女性の方は2年に1度、子宮がん検診の受診をお勧めしています。 (*名古屋市民の中学1年生から高校1年生は無料です。一般的には初回、2ヶ月後、6ヶ月後の3回接種となります。)
    予防接種後の副作用報告等より、現在積極的なお勧めはしておりません。
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妊娠前にお勧めの予防接種

  • ◇麻疹・風疹混合ワクチン(生ワクチン)
     麻疹はわが国でも毎年発病の報告がある、非常に感染力の強いウイルスです。一方で風疹も、近年感染の拡大が指摘されています。麻疹ワクチン・風疹ワクチンともに接種を受けた人のほとんどが抗体を獲得しますが、数%の方に抗体を獲得できない方や、一度できた免疫が年とともに弱まって最終的に免疫が消える方が出てきました。定期接種以外の方でも任意接種として同ワクチンを接種することができます。ウイルスの抗体価を測定し、陰性の場合に接種することをお勧めします。
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    ◇おたふくかぜワクチン(生ワクチン)
     おたふくかぜウイルス(ムンプスウイルス)の感染によっておこる流行性耳下腺炎を予防します。子供の病気と思われがちですが、大人がかかることもあり、思春期以降にかかると症状が重くなると言われています。ムンプスウイルス抗体価(IgG)を測定し、陰性の場合には、接種することをお勧めします。
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    ◇みずぼうそうワクチン(生ワクチン)
    水痘・帯状疱疹ウイルス感染によっておこる水痘や帯状疱疹を予防します。幼少期であれば軽症に経過することが多いのですが、大人の発症例はしばしば重症化すると言われています。抗体価を測定し、陰性の場合に接種することをお勧めします。
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海外渡航前にお勧めの予防接種

  • ◇A型肝炎ウイルスワクチン(不活化ワクチン)
     A型肝炎は、A型肝炎ウイルス(HAV)によって引き起こされるウイルス感染症です。A型肝炎に対する抗体保有率は年々減少の傾向があります。発展途上国を中心に海外では現在も広く伝播がみられるので、特にアフリカ、アジア、中南米への海外渡航者の方は接種をお勧めします。(原則3回接種法を行います。初回・4週間後・6カ月後)
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    ◇B型肝炎ウイルスワクチン(不活化ワクチン)
     B型肝炎ウイルス(HBV)はヒトの肝臓に慢性持続性感染を起こし、その内10~15%が慢性肝炎、肝硬変、肝細胞癌を発症することが知られています。血液に接する機会の多い医療従事者や清掃業等の感染リスクの高い職場への就労予定者では接種をお勧めします。また留学の際に接種を要求されることもあります。(3回接種:ウイルス抗体価を測定後、初回・4週間後、6カ月後)
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  • ◇日本脳炎ウイルス(不活化ワクチン)
     日本脳炎ウイルスは水田や沼などに発生するコガタアカイエカなどの蚊によってウイルスに感受性のある脊椎動物の間で伝播し、ヒトはウイルスを保有している蚊に刺されることによって感染します。日本国内のブタからは西日本を中心に現在でも日本脳炎ウイルスが検出されています。また日本脳炎は東南アジアのモンスーンアジア地帯には広く分布しています。特に雨季に渡航される方は、出発前に予防接種を受けておくことが強く勧められます。
    接種方法:初回、1~4週間後、1年後の3回接種
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  • ◇狂犬病ワクチン(不活化ワクチン)
     狂犬病は日本、英国、スカンジナビア半島の国々などの一部の地域を除いて世界中に存在し、狂犬病のウイルスに感染した犬、猫、キツネ、アライグマなどの哺乳類動物に噛まれたりすることで感染します。哺乳動物と接触する機会の多い、海外長期滞在予定者は接種をお勧めします。(3回接種法:初回・4週間後・6~12カ月後)
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  • ◇破傷風トキソイド
     破傷風は、土壌中に広く棲息する破傷風菌が作る毒素によって起こされる病気です。全身がこわばるのと、筋肉の痙攣が見られます。我が国では大多数の人が子供の頃に3種混合(DPT)ワクチンという形で破傷風ワクチン(破傷風トキソイド)を投与されているはずです。しかしDPTワクチンによる破傷風の獲得免疫は有効期間が約10年であるため、30歳以上の方では破傷風に対する免疫が消失していると予想されます。海外旅行に行かれる方、建設現場で働く方、農業に従事する方、家庭菜園や園芸などで土をいじる方等は追加の接種をお勧めします。
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*生ワクチンと不活化ワクチンの違い*
 生ワクチン:生きた病原体の毒性を弱めたものを接種して、その病気にかかった場合と同じように抵抗力をつけようとするもの。生ワクチン接種後、次の接種を受けるには最低4週間の間隔が必要です。
 不活化ワクチン:病原体を殺して毒性をなくし、抵抗力をつけるのに必要な成分を取り出してワクチン化したもの。不活化ワクチン接種後、次の接種を受けるまでには1週間の間隔を空ける必要があります。
 トキソイド:細菌が産生する毒素を取り出し無毒化したもの。
 海外渡航前等で、時間がなく同時接種を希望される方はご相談下さい。